キャラクターについて

RPGを作るアプリを作成する場合次の2通りのアプリについて分析する必要がある。

  • 作られるRPG
  • RPGを作るアプリそのもの

RPGを作るアプリそのもの」の制作については、これによって作られるRPGについても知る必要があるので、まずは作られるRPGについて考察する。なお、下記は一般論的に進めては居るが、あくまで今回のアプリの作りを調べるためのものである。

キャラクターについて

RPGで一番重要なものは何か? いろいろな考え方があると思うが、やはりゲームで活躍するキャラクターが重要であると考えられる。というわけでキャラクターについて考える。

ゲームに登場するキャラクターは大別すると3種類に分けられる。一つはプレイヤーが操作をするプレイヤーキャラクター。次にプレイヤーと戦闘する敵キャラクター、最後にノンプレイヤーキャラクータ、いわゆるNPCである。

プレイヤーキャラクター

プレイヤーは1つ、もしくは複数のキャラクターを使ってゲームを進めていく。ここで利用するキャラクターがプレイヤーキャラクターだ。

各キャラクターはそのキャラクターの性質を示す属性を持っている。代表的なものは次の様なものである。

  • HP
  • 強さ
  • 防御力
  • MP
  • 性別
  • エレメント属性(火、水、木のようなもの)
  • 職業
  • ...etc

キャラクターはクエストなどで戦闘を行うが、そのときに、例えばHPはあとどれだけダメージを負っても大丈夫か? またどの程度の攻撃をするか、魔法(使える場合)はどれだけの魔法が使えるか等を数値化して持っている。なお、HPが0になった時点で行動不能となり、行動可能なキャラクターが居なくなった時点でクエスト失敗となる。

また、エレメント属性や職業などの特性によって、キャラクターは固有の必殺技的なものを使用することができる。例えば剣士なら剣を使った必殺技。僧侶なら祈りで回復、みたいな感じである。

これらが戦闘時にどう具体的に作用するかについては、後に考察したい。

上記とは別に、プレイヤーキャラクターには固有の名前を持つ。プレイヤーはこの名前を使ってキャラクターを識別する。名前はどのようなものでも良いが、基本的には人の名前である場合が多数であろう。

プレイヤーキャラクターは何らかの方法で経験値を得る。例えば戦闘やアイテムの使用によってである。この経験値が一定の量が貯まるとキャラクターはそのレベルが上がり、各属性値が修正される。多くの場合はキャラクターが強くなる方向で属性値が変更される。HPや強さなどは大きくなり、防御力はダメージが小さくなる方向で修正される。

各プレイヤーキャラクターにはレアリティーが設定される。基本的にレアリティーの高いもののほうが性能が良いものとする。キャラクターのレアリティー値が固定か上昇可能かは各ゲームで設定できるようにしたい。

敵キャラクター

戦闘があるということは相手が居るということである。その相手となる敵キャラクターを考える。

敵キャラクターも基本的にはプレイヤーキャラクターと同じく各種属性によってその強さ、性質が決められている。

プレイヤーキャラクターと違うのは、プレイヤーが操作する訳ではない。そして基本的に一過性に出現するので経験値を取得すると言うことはない。そして固有の名前は必ずしも必要ではない(持っていても良いが)。といった違いがある。

ただし、敵キャラクターをプレイヤーキャラクターとして使うことも考慮が必要である。

ノンプレイヤーキャラクター

実際に戦闘に直接関わるキャラクターとは別に、街中で話をするだけだったりのノンプレイヤーキャラクター(以下NPC)もある。これらのキャラクターは情報を提供するためだったりゲームの雰囲気づくりのために活用されたりする。また店舗等で各種アイテムの販売をしたりゲーム内の事務を行うキャラクターもNPCである。

NPCは戦闘を行わないので、上記のような属性は持たない。また名前についても必要になるものではない。村人Aとかには名前は用意されない場合も多い。ただし全てに用意しても良い。重要な役割のNPCには名前を付けることが多い。

 

以上がキャラクターについての考察である。これらのキャラクターがパーティーを組んでクエストに出かけ戦闘をこなす訳である。